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『サラ』の舞台を支えるスタッフの横顔 [メリー情報]


永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー
音楽劇『サラ~ベル・エポックを生きた華』
舞台を支えてくださるスタッフのご紹介


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衣装協力:服部晋さん "KINN Tailor"

先帝陛下、今上陛下、皇太子殿下と三代に亘って御洋服の仕立を承る由緒正しきテイラーです。徳川家、久邇宮家、秩父宮家、常陸宮家を始め、多くの皇族や華族より御愛顧を受けられました。
特に、寛仁親王殿下は、服部晋さんの仕立に全幅の信頼を置いておられました。殿下がメンズ・ファッション協会ベスト・ドレッサー賞を受けられた時の賞額を「君が貰ったようなもの」と、服部さんに贈った事は、よく知られています。
吉田茂や白洲次郎が常連客だった高名な王室御用達の英国老舗テイラー「ヘンリー・プール」。そのヘッド・カッターが、服部さんの仕立てた洋服を見て、着ていらした方に「どなたの仕立ですか。」と尋ねました。服部さんの経歴を伝えると、納得した様子で、「どうりで素晴らしい筈だ。」と賛辞を呈したそうです。その服をお召しになっていた方から、たいそう褒められたと伺いました。
正装や礼服は言うまでもなく、スーツについて、少くとも日本では、服部さんの右に出る者がいないと言っても過言ではないのかも知れません。



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衣装協力:大川由紀子さん "bench made"

"ビスポーク・シューズ(注文靴)なら世界一"の呼び声高い「ジョン・ロブ・ロンドン」において、8年間、職人として務められました。
帰国後、オリジナル・ビスポーク・シューズ・ブランド「bench made」を立ち上げ、世田谷の成城に店を構えておられます。いつも誠実な、素晴らしい仕事人です。
因みに、ベンチ・メイドとは、一人の職人が、その作業の全てを請負うことです。一般的なハンド・メイドという意味ではありません。



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小道具制作協力:田中愛さん "Victorian Box Tokyo"

この舞台の象徴とも言える「百合の冠」を制作してくださいました。「ガラスに太刀魚の様な魚の鱗をすりつぶして塗って作られたイミテーション・パールや金属のフォイルを入れたガラスなど、19世紀末に作られたイミテーションの宝石のデッド・ストックを使い、なるべく色合いなどもオリジナルの時代に作られた雰囲気を再現し、制作しました。」と仰っています。
実際にサラが使った百合の冠をご覧になったことのある永見先生が、「あっちより魅力的かも」ですって。青山に田中さんの隠れ家的サロンがあります。
制作費は全額、平成26年熊本地震の被災者支援に充てられると伺いました。この冠の制作には手間暇がかかり、大変な苦労の伴う仕事なのがよくわかるだけに、志の高さに心を打たれます。 



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舞台美術:設楽知昭さん 《画家 愛知県立芸術大学教授》

設楽さんの作品から窺える死生観が、この舞台『サラ』には無くてはならないと、永見先生から直接お願いしていただきました。

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エネルギーも時間も想定外に使ってくださり、万全の協力体制は恐縮の極み。知人などではなく「もはや戦友だ」と、永見先生も感謝の気持ちで一杯の面持ちです。

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設楽さんの書割デッサン
当初、書割は描かないと仰ってたのに…

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永見先生によると金銭にも拘泥しない方だとか…
設楽さんの志の高さにも頭が下がります。





芸術監督:永見隆幸
メリー・アーティスツ・カンパニーの顔。20歳代はアメリカに住み、30歳代も殆ど欧米で過ごし、今なお世界を飛び回る国際派のアーティストです。


台本・演出・振付:桜井ゆう子
才能に溢れてるんですね、この方は。舞台の仕切にも天性のモノがあります。


作曲:安田ゆかりさん
生まれながらのメロディー・メーカー。ユカリ旋律にウットリしてください。


音楽監督:宗川諭理夫さん
指揮、編曲、合唱指導を担当してくださいます。どんな難題でも見事に解決してくれる理論派の才人です。無理をイッパイ言って申し訳ありません。本当に有難うございます。


舞台統括:小嶋薫さん(JS)
舞台のことは全てお任せ。頼り過ぎて済みません。何でもデキそうな方なので…


音響:白石健児さん(JS)
華のお江戸で大活躍の白石さん。いつも我々のために駆けつけてくださり、有難うございます。


舞台監督・照明・大道具:JS
ジェイエスさんには大変お世話になっております。(平身低頭)


小道具:井上知也さん
この方も「ノー」と言わない舞台人。困った時のトモさん頼み。信頼の厚いスタッフです。


衣装:大池かおりさん
頼りになるお姉さん。様々な衣装協力をいただいていますが、やはり中心はこの方です。


衣装・小道具協力:アトリエUTA
ディライトフル・グループの衣装や小道具を、いろんな角度でサポートします。


宣伝美術:吉田直子さん
売ったり宣伝したりするのが苦手な我々。唯一とも言える販促ツールのフライヤーやポスターからプログラムに至るまで、全てをデザインしてくださいます。


歌唱指導:松本朋子さん
歌にかける情熱は、人一倍。人間関係の構築も上手。指導力については言うまでもありません。


演出助手:安藤麻美さん(オフィス:Dスマイル)
ロンドンでの2年にわたる修行の成果が現れてます。強力な助っ人が帰国しました。


制作:加藤雅之さん(オフィス:Dスマイル)
渉外から細々したことまで一手に担う縁の下の力持ち。皆さん、加藤さんに感謝感謝!


制作協力:吉見真悟さん(マネージメント・プロ)
長くお世話になっています。欠かせぬ助っ人の一人です。



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