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千龝樂の御報告 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『マイ・ブルー・ヘヴン』 [メリー情報]



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永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『マイ・ブルー・ヘヴン』の公演は、皆様のご協力のおかげをもって千龝樂を迎えました。重ねて心より御礼申し上げます。


12月に入りましたが、『マイ・ブルー・ヘヴン』の興奮冷めやらず、余韻は残って各方面から引き続き多くの感想が寄せられています。厚意に満ちた反響ばかりですが、改善すべき点は多々あり、謙虚に反省して次の舞台に活かして参りたいと存じます。



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白い燕尾服を着て颯爽と"Lover Come Back To Me"を歌う東京から来たアメリカ帰りの人気歌手(永見隆幸)
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放送作家の高野史枝さんがくださったメール:
懐かしい歌の数々にうっとりし、戦後間もない、まだ戦争の傷跡が深く残った日本の状況に涙しました。
なんと言っても、永見さんの歌唱が圧倒的で、すごい実力の方だったんだな・・・と、改めて驚きました。



某評論家のコメント:
楽しんだ。泣けた。ジュディも悪くはなかったが、主演は中島上等兵と言わざるを得ない。やはり別格だった。
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永見先生ご自身は、過大評価もしくは大人の配慮だと仰って笑ってみえましたが…



20代女性:
ジュディがよかった。歌声がキレイで、演技はうまいし、ダンスもカッコよかった。
・・・・・
永見先生いわく、
目次恭子は、あれくらいなら普通に出来る人です。むしろコントロールできていないところが沢山あって課題が山積なのではないでしょうか。彼女は、まだまだ発展途上なので、お褒めの言葉は有難く頂戴しておくにしても、それに酔うことなく精進して欲しい。そうすれば、もっともっと成長できる人だと思います。彼女の潜在的な力が余すところなく発揮されれば、あの程度では終りません。達成感にひたっている余裕は無いはずです。楽な方に奔らず、ひたすら至高の目標へ向って必死の努力を重ねてくれることを祈ります。
・・・・・
そう言えば、以前、MAJOバンドリーダーの渡辺勉さんが「永見さんは歌がうまくて当り前、ものすごい表現力があるのも当り前、一流のプロなんだから出来て当り前なの。」と言ってたのを何となく思い出しました… 厳しい世界…



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永見先生の楽屋で ジュディ役の目次恭子(左)と 歌唱指導にも携わった春子役の松本朋子(右)



40代女性:
為さんが渋くてステキでした。



30代女性:
ちょっぴりオネエが入った支配人のヤマちゃんにハマった!イースター・パレードのタップ最高!



40代男性:
ちとせカワユし。子役はズルい。



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打上げで永見先生にお姫様ダッコをしてもらう ちとせ役の小林麗花



60代女性:
天上の歌声が本当に美しいと思いました。中島上等兵とゴーイング・ホームを合唱する場面では涙が止まりませんでした。厳かな雰囲気もあって、まさに天使のコーラスを思わせる清らかさでした。



50代男性:
人気歌手役は お手の物なのでしょうし、ドラマのベクトルが上等兵に収れんして行く様子が圧巻で、永見隆幸氏の力量は群を抜いていました。



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美術家 森北伸さん(愛知県立芸術大学 准教授)のツィート
現在、十和田市現代美術館で森北伸さんの個展が開催されています。



演出に携わった伊豫田さんからのメッセージ:
公演は皆様より大好評をいただき、これも、永見さんをはじめ、スタッフ・キャストのお力の賜物です。
特に永見さんの存在感は観客を圧倒したようです。吉武、目次の両君も最大限に頑張って、素晴らしい成果をあげてくれました。まだ公演の高揚感がぬけません。



舞台美術を担当した川口直次さんの打上げでの挨拶:
この公演が成功した決め手は、冒頭の素晴らしい序曲と、その序曲のみごとな演奏にあった。(序曲の構成と編曲は永見先生がなさって、MAJOバンドリーダーの渡辺勉さんがオーケストレーションを担当されました。)



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序曲を指揮する永見隆幸とMAJO メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ



30代男性:
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのメンバーすごすぎ!MAJOの演奏ハンパない!



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メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJOのメンバー(打上げ会場にて)
右より 鎌田まみ(Pf&Syn.)永見隆幸(Lead vo.)岡崎正典(Sax.)宮本裕史(Tp.)荒川岳大(Gt.)



30代女性:
タカさんの軍服姿に萌えました。
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あくまでも永見先生のコアなファンの少数意見です…



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"Going Home"を歌う中島上等兵(永見隆幸)





『マイ・ブルー・ヘヴン』の初演と『いとしのクレメンタイン』の初演、両方を鑑賞された方が貴重なご意見を寄せてくださいました。


『マイ・ブルー・ヘヴン』はメリー・アーティスツ・カンパニーの公演ですし、『いとしのクレメンタイン』は大学の企画事業なので単純には比較できないと思いますが、比べてみると面白い発見が沢山ありました。
クレメンタインは色んな方がコメントしているように、達者な役者による二人芝居というイメージです。音楽はBGM(バック・グラウンド・ミュージック)のような扱いで、歌も、いかにも役者さんの歌という感じでした。クレメンタインは、歌つきの演劇と言う方が実体に近いのかもしれません。対して、ブルー・ヘヴンは序曲に象徴されるように、音楽的に段違いに充実しており、舞台も立体的に深化して、名実ともにミュージカル・ドラマと言える内容でした。欲を言えば、序曲が素晴らしかったからこそ完全に幕が開いた状態で聞きたかったと思いますし、エンド・ロールは少し冗長な感じが否めませんでした。
ジュディを比べると、ブルー・ヘヴンでは歌とダンスが、クレメンタインでは演技が、印象に残っています。キンちゃんの比較は、ブルー・ヘヴンでは声の豊かさが、クレメンタインでは演技と「ダニー・ボーイ」(泣けました)が、印象的でした。
ブルー・ヘヴンに登場した中島上等兵は、演者によって公演の成否が左右されるほどの重要な役柄だと思います。
『マイ・ブルー・ヘヴン』の初演と『いとしのクレメンタイン』の初演を色々な角度で比較してみると、あらすじは一緒ですが、全然別物だということがわかります。
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クレメンタインのプロデューサー永井聡子さんも、『マイ・ブルー・ヘヴン』と『いとしのクレメンタイン』は全く異なるもの、と言ってらっしゃいました。一つの物語が幾つもの舞台に展開して行くのは面白いですね。





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左から 永見隆幸(芸術監督 指揮 中島上等兵 人気歌手)目次恭子(ジュディ) 吉武大地(キンちゃん)~打上げ会場にて



吉武大地ファンも大勢お越しくださいました。関東からいらした方、土日の両日鑑賞してくださった方、大ちゃん人気はスゴイ!



メリー・アーティスツ・カンパニーの一同、改めまして、ご来場くださいました皆様、ご協力くださいました皆様に、深く感謝申し上げます。
今後とも、かわらぬご支援を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。


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