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『マイ・ブルー・ヘヴン』の反響 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー [メリー情報]


永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『マイ・ブルー・ヘヴン』の反響などについて、ご報告します。


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中島上等兵(永見隆幸) PHOTO:テス大阪


誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Sorry but the reproduction of the photograph and the logotype is strictly forbidden.



馬場駿吉氏「ブルー・ヘヴン行きの翼を身につけて」(プログラム掲載)


 永見隆幸率いるメリー・アーティスツ・カンパニーは毎年11月頃、オリジナリティの高いミュージカル・ドラマを上演してきましたが、本年も満を持して新作が届けられることになりました。
「マイ・ブルー・ヘヴン」です。今回特に目を惹くのは脚本、音楽構成、演出に伊豫田静弘さんを迎えたことです。~中略~ このカンパニーは、外にも扉を開き、時に應じて新しい風を導き入れるというところにも、新進の気風を読み取ることが出来ます。

 永見さんはこれまでも名古屋発信の斬新で物語性に富むミュージカルを目指すカンパニーの芸術監督であるとともに、優れたテナー歌手として国内外の舞台に立ち、多彩なキャリアを積み重ねてきました。その一方で近・現代美術への造詣が深く、洞察に満ちた作家論の著者でもあります。
その独自の美学がこれまでの公演のテーマや舞台美術にも反映されて来ました。ただし、そうした巾広い芸術領域に強い関心を持つ人たちだけを楽しませるのではなく、一般の観客にもさり気無く新鮮な美意識を呼び覚ます隠し味になっているところに優美さを感じさせられます。~中略~

 ともかく、当時の日本はまだ国を建て直すという意識よりも、まず個々の生活の立て直しに必死な時代でした。~中略~

 この舞台に設定された昭和33年(1958年)は、筆者が医師国家試験に合格し、医師としての研修がスタートした年でした。その2年ほど前、まだ医学部の学生の頃、クラスメートたちと夏休みに北海道旅行を計画しました ~中略~ 最後の札幌では、室内デザインの建築家で著名な俳人を訪ねました。お宅へ泊めていただいたばかりか、夜にはその方が内装を担当されたナイトクラブに連れて行って下さったのです。~中略~ そこに流れていた音楽はおそらく、このミュージカルとほとんど同じものではなかったかと思い返されます。~中略~

 今回の公演の初日は筆者の誕生日に当ります。歳を重ねると誕生日はあまり嬉しくないのですが、このミュージカル・ドラマという豪華なお祝いを親友 永見さんとその制作スタッフからお贈りいただいたものと勝手に解釈させていただくならば、まことに贅沢なこと。
さあ、本日 劇場に足をお運び下さった皆様とご一緒して、用意して下さったブルー・ヘヴン行きの翼を身につけることにしましょう。


馬場駿吉氏のプロフィール
↓ クリックすると大きく見易くなります。
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馬場さんは本公演に様々なご縁が沢山あるようです。 



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ジュディ、キンちゃん、中島上等兵をはじめ、東京から来たアメリカ帰りの人気歌手、為さん、支配人のヤマちゃん、春子、ルミ、エミ、ナナ、モモ、ちとせ、天上の歌声役、メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラMAJOに至るまで、多くの方が好意的なコメントを寄せてくださいました。本当に有難うございます。





2015年「好きなDJランキングFM部門」全国1位に輝いた黒江美咲さんのブログ:

ジュディとキンちゃんは、
第二次世界大戦で
とても大切な人を亡くしています。

悲しみを抱えながらも力強く生きている。

でもお酒の力を借りたくなる
弱い部分があって、

笑い転げることもあって、
テキトーなときもあって。

戦争だから辛い悲しい、だけじゃないし
明るくて元気、だから立ち直ってるという訳でもない。

人間を描くって色んな角度から
光を当てることなんだなぁと。

いろいろな思いを携えて生きる、
ジュディとキンちゃんをすごく近くに感じる舞台。

そしてハイライトシーンでの永見さんの歌声!
全てを包んでくれるような温かい音色。
気付いたら目尻からつるつるお水が…

泣いて笑って、五感総動員で楽しむひとときでした。


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永見隆幸 芸術監督(左)黒江美咲さん(右)
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放送作家の高野史枝さんがくださったメール:
懐かしい歌の数々にうっとりし、戦後間もない、まだ戦争の傷跡が深く残った日本の状況に涙しました。
なんと言っても、永見さんの歌唱が圧倒的で、すごい実力の方だったんだな・・・と、改めて驚きました。



40代女性:
黒の燕尾で鮮やかにメリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラを指揮していたと思ったら、白い燕尾服に着替えてアメリカ帰りの人気歌手として歌い踊る。軍服姿で歌う『ゴーイング・ホーム』と『マイ・ブルー・ヘヴン』が観客を感動の渦に巻き込んでしまう。八面六臂の活躍で客席を舞台に引きずり込む芸術監督、永見隆幸の手腕には舌を巻いた。



永見先生の次に好評を多くいただいたのは、ジュディ役の目次恭子でした。



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中島上等兵(左:永見隆幸)ジュディ(右:目次恭子)PHOTO:テス大阪 



美術家 森北伸さん(愛知県立芸術大学 准教授)のツィート:
今日は友人が芸術監督を務めるミュージカルを観に行った。
舞台の設定は昭和33年北海道、千歳の米軍基地近くのナイトクラブ。
自分が生まれる10年も前の時代だけど、何か とても 触れたことがある感じがして不思議だった。
とても良いミュージカルでした!

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森北伸さんの個展が、現在、十和田市現代美術館で開催されています。

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森北伸 "stranger in blue"(現在、十和田市現代美術館に展示中)

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森北伸 "limelight"(愛知トリエンナーレで愛知芸術文化センター地下2階に展示)



40代男性:
『マイ・ブルー・ヘヴン』と『いとしのクレメンタイン』は同じストーリーなのに何故こうも違うのでしょうか。『いとしのクレメンタイン』はモノクロームのよさが味わえますが、音楽的には『マイ・ブルー・ヘヴン』が楽しめました。序曲は、その中でもひときわ目立っていました。オペラのように『ゴーイング・ホーム』が中島上等兵の登場するモティーフとして使われていたりして、劇と音楽が有機的に構築されていた印象が強く残っています。劇のトーンが1幕と2幕でそんなに大きくはかわらない感じなので、序曲の明るさと力強さはみごとな効果を生んでいたと思います。
私の個人的な好みを言わせていただくと、『マイ・ブルー・ヘヴン』や『ゴーイング・ホーム』の場面はガッツリ聞かせて正解だと思いますが、劇の進行に対する重要性の低い曲はサビだけ聞かせるとか、うまく省略すればドラマの流れがもっとよくなような気がしました。



30代女性:
MAJOメリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ最高!序曲すごかった…



60代男性:
綺麗な、昭和を彷彿とさせる照明でした。



50代女性:
永見隆幸って ああいう役もやるんだ…



舞台写真ができあがってきましたら、このブログでまたご紹介したいと思います。お楽しみに ♪



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永見隆幸(左:中島上等兵)目次恭子(右:ジュディ)PHOTO:テス大阪



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